「初めて立った！」

たとえば、そういう出来事を子どもたちと職員みんなで喜び合える園なんです。

たとえば、２歳を担任している先生が、０歳の子どもたちを分かっていて、１歳を見ている先生も、０歳児のお母さんと話をしたりしています。子どもたちが初めてできたこと、どんな遊びをしたのか、小規模保育園だからこそみんなが知っていて、保護者の方々とも一緒に喜び合える場所にしていきたいんです。特に、０歳の子どもたちは、初めてにいっぱい出会います。つかまり立ちができたり、初めての一歩ができたり、初めてのお野菜を食べたり。今日１日過ごした中でも、相当な数の出会いがあると思うんです。大人からしたら、本当に小さな出会いかもしれない。でも、それを大事にすると、また次の出会いに繋がっていく。お散歩中にお花に出会ったら、「きれいだね。どうしてきれいなんだろう？」「何色かな？」「触ってみる？」できるだけその子の夢中が膨らむように、言葉を考えたり、環境をつくったり、そんな保育園をめざしていきたいと思っています。

園長　千葉先生